Phantasmagoria
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RabbitHome作品 小説&ネタ公開・推敲ブログ(ネタバレ有)
ja
2009-10-30T18:02:34+09:00
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http://rabbithome.blog.shinobi.jp/phantasmagoria%20/words%2051-100
Words 51-100
04/27 あぁ、世界はなんて素敵 「好きなものを見つけるの 得意なんだ」 (君を想えば いつだって笑顔)
05/10 確かめたくて何度も言葉にしてしまった弱さ 「僕はここに居るよ」 (ねぇ、見て、くれる?)
05/11 ここに在ったことに意味があったと言って 「夢でも夢じゃなくても僕達はきっと...
05/10 確かめたくて何度も言葉にしてしまった弱さ 「僕はここに居るよ」 (ねぇ、見て、くれる?)
05/11 ここに在ったことに意味があったと言って 「夢でも夢じゃなくても僕達はきっと」 (一緒に居られたよね?)
05/16 不器用な感情表現 「下手でもとりあえず素直になってみりゃ変わるだろ、きっと」 (奇跡は稀に起こるもの)
05/29 失望したわけではないよ 「この世界は思うようになどならないって知ってたから」 (失うほどの望みなど抱くこともなく)
05/30 初めまして、いつかの僕 「僕が失ってしまったもの。君は守っていてくれたね」 (戻ることは許されないけれど)
06/08 好きなもので溢れていた 「それってきっと幸せなこと」 (忘れないでこれからずっと)
06/14 届かない指先 「距離はこんなに近いのにね?」 (触れること 許されるなら)
06/17 僕を救うのはいつだって君の言葉
06/23 星は古の輝き 「小さな過去も思い出も 全て忘れようと決めていたのに」 (今になってここに戻ってくるなんて)
06/25 当然のように君に惹かれた 「空白でしかないと思ってた。だから 貴方を見つけて驚いたの」 (夢の中でも 現実でも会えるなんて)
06/26 平静を装い僕は微笑む 「ねぇ、僕は気が気ではいられないよ」 (これって君の魔法?)
07/07 心の底から君を求めた
07/09 どろどろに溶けたジャムのような 「だけどアンタって 少しも甘くないんだよな」 (不純物ごと瓶詰めに)
07/18 空白だけが存在した場所
07/19 帰るための場所 「君が居るってわかってるから」 (守り続けたい場所)
07/25 当たり前だから口にしないけれど 「皆ちゃんと知ってる」 (なんでもない今日こそが大切な日)
08/09 視線を逸らすことさえできなくて
08/22 きらめく星に隠した傲慢
08/24 器には意味が無いと 強がったあの日
08/26 君だけがそこにいた
08/31 空を飛ぶ力なんて持ってなくても 「今日が駄目なら明日があるもの。また頑張ればいいだけだわ」 (夢見た力は いつかこの手に)
09/04 いつかの感情が 日々色褪せていくように 「どんなことでも繰り返せば、いつか慣れてしまうのかな」 (そこに僕が居ないことにも)
09/06 奇妙なくらい陽気な僕ら 「君のこと、待ってるよ」 (夜明けまで踊り続けよう)
09/07 さよならも言えなかったこと 「そのことが今でも 君を責めるのなら 僕は」 (ちゃんと君にさよならを言うよ)
09/12 伝言ゲームの真ん中 「オレに それを言って意味あるの?」 (真実はいつも、必要とする相手に届かない)
09/12 好きだから 好きなんだ 「言葉も行動も、全てを使って伝えたいよ」 (傍に居るだけで抱きしめたくなるこの気持ち)
09/30 音を立てて動き出した気持ち 「あなたも同じように感じているといいな」 (体から飛び出しそう)
10/03 現実味のない感情ばかりを捲くし立て 「気をつけて。意思は簡単に摩り替わり、貫くことは難しい」 (いつ、酔いから醒める?)
10/08 風に靡くはスワロウテイル 耳に残るはワルツのリズム
10/09 力を捨てて 僕は強くなる
10/10 君が消えてしまう夢ばかり見る 「最後しか残らないのなら、過去に意味はあったの?」 (幸せな思い出さえ 悲しみしか残さずに)
10/13 下らない憤りなんて投げ捨てて 「ぶつけてみたことも無いくせに、それでお互いが理解できると思う?」 (偽るぐらいならば喧嘩しようか)
10/20 足を踏み出し 全てを斬り捨て 「過去に割かれる時間など持ち合わせていないのだから」 (かつての意思は進む道に既に無く)
10/26 全て優しい夢の中 「目覚めることは怖くないわ。だって夢はここにあるのだもの」 (誰かの忘れ形見)
11/05 平凡な日常から抜け出すための罠 「分かっててあえて踏むってこともあるんだよ」 (甘いか苦いか、分かるのはいつだって最後)
11/10 すっかり全て 砂糖でできてる 「許してしまう、それが君の甘さかな」 (トライ・ミー!)
11/14 甘い甘い砂糖が溶けて 残された苦い苦い僕の心 「振り回されて嬉しいなんて、そんなこと絶対にあるわけ無い」 (結果はもう、見えているけれど)
11/22 ひとつ摘んで赤い誘惑 滴り落ちた 小さな欲望 お願い崩して 危うい均衡
11/26 親愛なる偽物の君へ 「自分を偽物だと知った君は、もう 偽物などではないよ」 (同じカタチの心など何処にもないから)
11/30 瞼の裏のイルミネーション 「見えるでしょう? いつだって繋がってるのよ」 (開いた瞳に映る 光の緒)
12/08 思考を奪う君の溜め息 「頼むから、言葉で言ってくれる?」 (どうせ見えているものは終わりだけ)
12/21 メリーメランコリック
01/07 日々は全て くるり繰り返し 「同じ場所で僕は足踏み」 (それでも立ち止まってないって胸張って言えるよ)
01/11 一人じゃない一人ぼっち 「寂しくないってことを知っているから寂しくなるのね」 (優しさ 知らなければよかったのに)
01/13 ちっぽけな世界 「だけど私たちはもっと小さいのよ」 (視界には竦むほど広大な世界)
01/16 想い描いた夢 「君ならきっと手に入れるよ」 (自分の強さを信じて)
01/20 大嫌いな君に恋焦がれた 「笑顔さえも憎らしいと思っていたのに」 (居なくなってしまうなら ねぇ一言ぐらい)
01/23 さよならを君に 「僕が居なくても君は大丈夫だから」 (強がり。優しさ。突き放したつもり?)
01/28 自分の望みさえも知らない 「永遠が存在するものならば」 (いつかどこかに届くだろうか)
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2009-10-30T18:02:34+09:00
樟このみ
NINJA BLOG
樟このみ
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【ORPG】有難うございました&これからも宜しくお願いします
オリキャラRPG企画に参加して下さった皆さん、今まで有難うございました!
・・・とは言っても、終わるわけではないんですが。
なんだかね、何か。
旧交流板に書き残したことでもう言うべきことは言ったという感じなので。
創作って終わらないよね。
いいよね。
絵茶室は・・・本当はリン...
・・・とは言っても、終わるわけではないんですが。
なんだかね、何か。
旧交流板に書き残したことでもう言うべきことは言ったという感じなので。
創作って終わらないよね。
いいよね。
絵茶室は・・・本当はリンクを残してもいいかな、と思ったのですが。
長所があれば短所もあり。方向性に思うところがあって、一度リンクを外させていただくことにしました。
楽しんで下さっているなかで本当に申し訳ないです。
また、落ち着いたらリンクを貼りたいと思いますので、それまで少々お待ち下さい。
あ、でも多分、9月からの別企画の方では絵茶室開放する筈・・・。
参加者としての私自身の動向として。
いや・・・まぁ、管理者としている以上、どうしても客観的視点からしか企画を見れなくて内に入れなくてちょっと苦しかったりしたんですが。
だけどちゃんと、考えて自分のキャラも動かしてあげたいと思っています。
だからこのブログは今まで通り・・・とも思ったんですが。
ここは完全に創作ログ格納庫扱いにしようと思うので。
今までみたいな日記風のことは、語るとしても自サイトの方のブログで語るようになると思います。
あちらにORPGカテゴリを作成して。
交流絵とかネタは勿論、お知らせなどがあれば交流板に投稿したいと思いますので。
一度こちらのブログも〆です。
コチラを覗いて下さってた皆さんには有難うございました!
ではでは。またお会いしましょう!!!
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Orpg
2008-09-01T02:24:43+09:00
樟このみ
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【ORPG】また一つ形になる
優しすぎる言葉に甘えてばかりだYo!いつも有り難うございます。
なんか良くわからないメールはシュレッダーで忘れました。
全力でその胸に飛び込んでしまってばかりじゃないか。
口を閉じて、足を踏み出さねばといつも思うのに。
わ、私も愛してます! はぁはぁ(ヤバイ人だから)
ところで...
なんか良くわからないメールはシュレッダーで忘れました。
全力でその胸に飛び込んでしまってばかりじゃないか。
口を閉じて、足を踏み出さねばといつも思うのに。
わ、私も愛してます! はぁはぁ(ヤバイ人だから)
ところで、なんだかアンソロの話が出ているようで!どき。
コッソリ、管理人の計画表にはアンソロ案も出ていたりして・・・。
真面目に実行してみたい範囲です。
版権でしたが、過去にアンソロめいたものや、同盟の会報などを作った経験もあるので要領も多少は・・・。
単純に、原稿を集めて印刷するだけですけれども。
個人的な現実問題は編集作業よりもページ数とか発行部数とかの方でしょうか。
手間はかかるがコピーの方が安全圏?とか。
会報のような形で一度作って配布してみたいところです。
コピーだったら無料にしたいんだけどなぁ。
一日二食で間食無しで頑張るから!(笑)
参加者の人に楽しんで貰うは勿論、知らない人にも親しんで貰うという面も欲しいなぁ・・・なんて。
まぁ、現実するか否かは別として。
↓参加者募集(予定原稿枚数を調査)
↓原稿期間(最低2ヶ月~半年)
↓大体枚数が確定してきたところで仮予約
↓原稿収集。編集。
↓仮予約数を参考に、上乗せして印刷
・完成、送付。
みたいな流れかと。そのまんまですね。
キャラ紹介はオマケ本なのか、本分の一部なのか。
原稿期間があるから、本家企画と被らないし需要がありそうだったら真面目に考えてみたいんです。
その前に、自分の原稿やらないと・・・だけど。
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Orpg
2008-08-24T00:23:56+09:00
樟このみ
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樟このみ
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【ORPG】生存報告2
生きてますと言った傍から消えてました。
あと10日しかないですね、いよいよカウントダウンですね;
そんな中で長らくほったらかしになってしまって申し訳ありませんでした。
特にレスと、キャラリストの登録が。ついでドットが。
もうちょっと更新しやすいHTMLきっておけばよかったと、後悔は先に立...
あと10日しかないですね、いよいよカウントダウンですね;
そんな中で長らくほったらかしになってしまって申し訳ありませんでした。
特にレスと、キャラリストの登録が。ついでドットが。
もうちょっと更新しやすいHTMLきっておけばよかったと、後悔は先に立ちません。
登場するたび謝罪な管理人です。同じこと言ってる・・・とほほ。
というわけで8月末で企画は終了してしまうのですが・・・
完全に受け付けを停止するのはキャラ登録のみで、そのほかの投稿に関しては今まで通り・・・ということにしようかなと思っています。
つまり交流板は残そうかと。
とはいっても、現在の交流板はWWTP!!本家用に戻す予定なので。
現在の世界観板の方を交流板にして残したいという希望。
投稿がなくても、閲覧があれば消えない筈なので。
キャラ登録に関しては、私の余力ができたときに1・2ヶ月単位で期間限定で復活する方式になるかも知れません。
余力・・・それはいつだ(聞くな)
希望者の方向けにメーリングリストでも作って お知らせするようにした方がいいのかしら。
いっそSNSにORPGコミュでも作ってみるとか。 SNSに入ってないと見れないからそれも意味がないかな・・・。
気になる方はサイトをチェックして下さるのが一番・・・ということですね。
ではでは、失礼しました。
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Orpg
2008-08-21T23:31:54+09:00
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【ORPG】生存報告
何がどうなってるんだかわからないぐらいのラフでヒースとエルム。
エルム投稿しなくては・・・か・・・;
▼ 土下座して謝っても足りない...
エルム投稿しなくては・・・か・・・;
▼ 土下座して謝っても足りない]]>
Orpg
2008-08-08T01:18:54+09:00
樟このみ
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http://rabbithome.blog.shinobi.jp/orpg/%E3%80%90orpg%E3%80%91_81
【ORPG】
かなり今更感が漂いますが獣人さんのイメージ。
ミルドはもともと田舎の田舎育ちなので、獣人以前に何もかもが珍しいという感じ。家の作りとかそういうものも含めて。 だから獣人見たら、都会にはこういう人種(?)も居るんだなーと感心するのかな。 驚いたりはしても、順応は早いです。
村人Tこと、ターナカ...
ミルドはもともと田舎の田舎育ちなので、獣人以前に何もかもが珍しいという感じ。家の作りとかそういうものも含めて。 だから獣人見たら、都会にはこういう人種(?)も居るんだなーと感心するのかな。 驚いたりはしても、順応は早いです。
村人Tこと、ターナカさんは・・・何も気にしないと思います。 話を聞いてくれれば良い子で、そうでなければ説教するだけです(笑)
ヒースとエルムは当然のことながら相手の種族など気にしないですね。逆に気にされることはあっても。
そしてRPGのバトンの・・・。
企画の管理人でありながら、私は自分でクリアしたRPGはDQの3から8と、FF7しかありません。だから本当は何もいえないんだな。
ミニゲームはDQのカジノみたいにサブで遊べるよー的な気楽に楽しめるのならいいですが、強制系が入るとコントローラー放ります; そういう意味でFF7はかなり辛かったですが、茶髪のヒロインが好きだという気持ちだけで頑張った。むくわれなかったけど・・・。
ついでに、最近流行り(?)のアクション系の戦闘は、もうそれだけでプレイする気が萎えていきます・・・。召喚魔法とかやたらアクション一つに時間がかかる場合も萎える。
ズバ、バシュ、で終わってくれ・・・というわけでのDQ派。
ゼノ/ギアスとかペル/ソナとかTODとかKHとか・・・みんな途中で諦めたのはそんなわけです。きっと私はRPGにすら向いてない人間なんだろうなぁ・・・。ボードゲーム系が得意です。いたストとか。
基本的にRPGは他人がやっているのを脇で見て終わる。実はラジアータも・・・;
そういえば、ミルドが軽く説教されてたですね(笑) どんどん言ってやって下さい。 目標に向かって一生懸命なのは良い事だが、周りを気遣えない。 言われなきゃ気づかない、アクション起こさない。そんな奴です。
上について色々語ろうと思ってたんですが、子供が起きてきて泣き出したので今日はもうお仕舞い!
後日追記できたらします。ではでは。]]>
Orpg
2008-07-24T01:18:01+09:00
樟このみ
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【ORPG】タッジーマッジー
半夏バテ状態でPCをつけるのも辛かったりでまたこの時期にペースが落ちていてすみません;子供も最近になって我侭が出てきて、私がPCに触ろうとするとやたら怒るんだよね・・・相手しないからか。ごめんよ。
ちなみに決して私の心のゲームであるドラクエ5のDS版リメイクに嵌ってるとかそんな話じゃないん...
ちなみに決して私の心のゲームであるドラクエ5のDS版リメイクに嵌ってるとかそんな話じゃないんだから!ビアンカは俺の嫁とか叫んでないんだからね!花嫁は3人も要らない!(正直ごめんなさい)
とりあえず、幼馴染萌え(自重する気はない)
可愛い二人の絵にときめいた。そしてソフィアた・・・ちゃんの言葉に鼻血を出した。
そして企画本家の掲示板の投稿見てテンションあがって鼻血出したり、渋みが増した旦那様に私も鼻血を出してみたり、バルさんとランちゃんの切な話やほのぼの絵に鼻血を出したり、美麗すぎるアナログ色鉛筆画に鼻血を出したり、若い頃のヒルトさんに鼻血を出したり・・・・・・ねぇ、ちょっと待って、私。夏だからって、品を失わないように。落ち着こうじゃないか。
いやいや勿論、心象風景ですよ。考えすぎて現実になるんじゃないか。だが実際、私は27年間で鼻血というものを一度も出したことがないのでどんなものか知りませんが・・・。
ドット絵も今のところはクレームなさそうなので、ポチポチ進めたいです。
っていうか7月末は10日ぐらい自分の実家に帰っていて、その後8月には旦那方の本家に行かねばならぬのでなんか、まさに時間が無くなってきた感じですねねね・・・頑張ります。頑張らねば。
ちなみにタッジーマッジーはハーブで作った小さなお守りの花束のことで。時代によって、ノーズゲイとかヴィクトリアン・ポージーとか呼び名があるようですが、タッジーマッジーが一番可愛いよ・・・ね!(笑)
花言葉に思いを束ねて相手に渡すわけですが、ミルドの場合は花言葉までわかってないだろうなぁ・・・。
▼ タッジーマッジー]]>
Orpg
2008-07-21T21:54:57+09:00
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【ORPG】らぶっぽい?
ソフィアたん・・・じゃなかったソフィアちゃんお借りしました。(笑)
いろいろすみません・・・;
▼ あえて誰も踏み込まなかった聖域(多分)...
いろいろすみません・・・;
▼ あえて誰も踏み込まなかった聖域(多分)]]>
Orpg
2008-07-14T23:14:54+09:00
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【ORPG】エセどっと 38/98
作成したら順次こちらでアップ中。全身図の無いキャラは想像です;
Continue...
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Orpg
2008-07-14T01:53:26+09:00
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【RabbitHome】ゴールデンアフタヌーン 05
「ひゃー、こっから見ると、やっぱ無駄にでっかいよなぁ」
庭から屋敷を見上げながら、ディオンが感心しているとも呆れているともつかない感想を零した。
ルークの選んだ白い薔薇の棘を一本一本丁寧に落としながら、シェルが答える。
「そうだよねぇ。ぼく、最初に見たとき驚いたよ。12人とはいえ、...
庭から屋敷を見上げながら、ディオンが感心しているとも呆れているともつかない感想を零した。
ルークの選んだ白い薔薇の棘を一本一本丁寧に落としながら、シェルが答える。
「そうだよねぇ。ぼく、最初に見たとき驚いたよ。12人とはいえ、もう少し小さくても大丈夫なのにね」
「全くだよ。おかげで 掃除にいらん時間が かかってさー。 これからだって、使うなら手入れしなきゃだろ? まったく オッサンが見栄を張るからこっちが大変だっての」
ディオンは大げさに首を竦めてみせながら首を振った。
ちなみに、彼の言うオッサンとはベリルのことである。 世界広しと雖も、ベリルのことをオッサン呼ばわりするのはこのディオンぐらいのものである。
シェルが白薔薇を掲げて、残った棘がないか確かめながら呟く。
「見栄とかそういう問題なのかなぁ・・・」
「そうに違いないって。どうせ この屋敷だって、ベリルと仲良ぉーーっく、してるご婦人方の紹介なんだろ」
そこまで言って何かに気づいたのか、ははーん、と訳知り顔でディオンは口元を持ち上げる。
「もしかしたら丸々プレゼントして貰っちゃったのかも。 いつものお仕事の報酬で。 だったらオレら、兄弟でココに住んでいいものか考えもんだよな。 それが本当ならそのご婦人、ここでオッサンとより親密な関係になりたいって思ってるのかも知れないし」
本人が居ないのをいいことに、次々と軽口を叩くディオンにシェルが苦笑する。 二人とも、傍できょとんとした顔をしているルークには気が付かない。
「そんなまさか。だって此処を買うのにオクトとか、ボレオとか・・・お金のことで相談されたみたいだよ」
「え、そうだったの!? なんで頼れるディオン君には全く相談が無いワケ?」
「・・・お金持ってるように見えないからじゃない?」
「そ、そりゃ・・・確かに定職はありませんけれども。 大変だって言うなら、新聞配達でも 何でもして稼いだってのに! 水臭いなぁ!」
ディオンが地団駄を踏みながら拳を振り回す。 と、それまで黙ってじっと二人の会話を聞いていたルークが、ディオンの服の裾をくいくいと引っ張った。
「ねぇ、ディオン」
「うん?なんだルーク」
振り返ったディオンに、ルークが首を傾げながら問う。
「あのね、小さくても大きくても、ものを買うのにはお金が必要なんだよね」
「まぁ、そうだな」
「それで、お金を貰うには、働かなくちゃいけないんでしょう?」
「大概はな」
「でも僕らのいつものお仕事だと、お金は貰えないんだよね」
「あー、夢の中だしなぁ」
「だったら・・・」
「だったら、ベリルは他に・・・何のお仕事をしてお金を貰ってるの?」
ディオンとシェルの二人の動きが止まった。
「だってね、僕のこの服もベリルが買ってくれたんだよ」
自分が着ている青いセーラー服を指しながら、ルークが言う。 子供服としては珍しくないデザインだが、良く見ると生地はそこそこ上等なものが使われているということが傍の二人にもわかった。 それほど安くはないだろう。
回答に困って、ディオンの目が泳ぐ。 ルークは真剣な瞳を真っ直ぐ彼に向けて、回答を待っている。 なんと言ったものかと、ディオンはうーん、と低く唸った。
「オッサンはな・・・女性に愛を・・・じゃない、えーと・・・そう! 女性への奉仕活動をしている!」
「ほうしかつどー?」
「ちょ、ちょっとちょっとディオン・・・っ!」
ルークはきょとんと繰り返し、シェルは驚いて持っていた白薔薇を振り上げてディオンを止めようとした。
正直なところディオンもシェルも、ベリルがどうやって日々の生活費を稼いでいるかなど詳しく知りはしない・・・というよりは、想像の範囲のことならば、あまり詳しく聞きたくはないというのが本音だが。
その、想像の範囲でのベリルの仕事をディオンは遠まわしに回答したつもりだった。 しかし、ルークには理解はできないだろうが、かなりストレートな表現である。 大人組がここに居たら、大層 眉を顰めたことだろう。 勿論、ベリル本人が聞いていたらそれどころではない。
「だ、だから、夫に先立たれたりして寂しい女性をな、慰めたり、励ましたり・・・」
しどろもどろで当たり障りなく回答しようとするも、話せば話すほど墓穴を掘ってしまっているディオン。 シェルが白い目を向けながら、隣で溜息をついた。
「えぇっと、だから! 女性に優しい紳士的な仕事だよ!」
ディオンはもう、どうにでもなれ、とでもいうように乱暴に言い切って終わる。
「ふーん、そうなんだ。ベリルは皆に優しいんだ・・・あは。やっぱりベリルは格好良いんだね!」
ディオンの怪しい説明でもルークは何だか満足したらしい。 嬉しそうに にっこり笑ってそう言った。 それに返ってきたのは、そーだなー・・・、という力ない声だけだったが、特に気に留めはしなかった。
シェルが棘を落とし終わった薔薇で口元を隠しながら、ひっそりとディオンに囁く。
「あーあ・・・また、そんなことルークに教えちゃって。ぼくは知らないからね」
「だ、だいじょーぶ、だいじょーぶ!だってホントのことだし。遅かれ早かれ気づくだろっ」
ディオンは笑いながら、振り切るように明るく言ったが、内心 冷や汗まみれだった。
ルークはシェルから薔薇の束を受け取って、飛び跳ねるような軽い足取りで庭園を見回り始めた。 背の高い薔薇の垣根に、ルークの姿が隠れては現れる。その様子を眺めていたシェルの顔が、少しばかり強張る。
胸の奥が、きゅっと締め付けられるような気がした。
「なんだか・・・懐かしいような気がする」
「・・・だな」
シェルの呟きに、ディオンが真面目な瞳で同意した。
「ディオンもそう思う?・・・僕さ、この屋敷を見たとき、ここに来たのが初めてじゃないような気がしたんだよね。この庭もそう・・・こうなる前の、良く手入れされていた頃の姿が、まるで見てきたみたいに思い浮かぶんだ。なんでだろう?」
珍しく言葉の多いシェルに、つまらなさそうな表情でディオンは首を振った。
「さぁな。 でもそういうのって、同じじゃなくても少し似てたら感じたりするじゃん。 別に珍しい造りでもなし。長い人生、同じような屋敷や庭園を目にしたこともあるんじゃねぇの?」
そういうことかな・・・とシェルは、少し落胆を見せる。
実は、ディオンもシェルと同じようなことを感じてはいた。 それは愛しいような、だけど、苦しいような複雑な感情。 何故なのか確かめたいような気もしたが、彼にしては珍しく躊躇いの方が勝った。
大切だから。もっと丁寧に扱わないといけない。
そんなわけでつい、シェルに対してそっけない態度をとってしまった。
しばし、気まずい沈黙があった。それを破ったのは、ルークが二人を呼ぶ声だった。
「ディオンー!シェルー!!」
いつの間にそこまで行ったのか、ルークは庭園の端から二人に向かって笑顔で手を振っている。 翳りなど全く無い純粋なその笑顔。 胸に少しだけあった塊がするするとほぐれて、ディオンもシェルも自然と笑顔になった。
ルークが手を振るたびに、金の髪が太陽の光を反射して鈍く輝く。 緑、赤、青、白・・・眩しいばかりの光の下、色は霞んで透き通り、遠ざかる。
ただ一つ、その金色だけが鮮やかに瞼に焼きついた。
あぁ、今度こそきっと。
そう、誰かが小さく呟いた。
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2008-07-11T10:08:36+09:00
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