RabbitHome作品 小説&ネタ公開・推敲ブログ(ネタバレ有)
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物に溢れるセントラル
人に溢れるコッグタウン
自然が少ない国、ギアフィールド
枯渇するエネルギーに対して、増える廃棄物
大きくなる壁
「要らないものなんて無い。だけど、一番大切な物は何――?」
世界と少女とロボットと
人々を乗せて、今日も歯車は回る――――
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人に溢れるコッグタウン
自然が少ない国、ギアフィールド
枯渇するエネルギーに対して、増える廃棄物
大きくなる壁
「要らないものなんて無い。だけど、一番大切な物は何――?」
世界と少女とロボットと
人々を乗せて、今日も歯車は回る――――
登場人物
- パレット=ラント ―Palette=Lant―
- 碧の瞳に茶色の髪。コッグタウンC区で生活用品の修理屋を営む少女。現在14歳。
母親とは幼い頃に死別。父親はセントラルで働いており、家に帰ってくることは殆どない。鯨型ロボットのダイを親友として大事にしている。
趣味は機械の改造だが、センスがないのが玉に瑕。いつか父親の手助けが出来るレベルになることを目指して、明るくて前向きに日々修行中!
「早く父さんの手伝いができるようにならなくちゃ。ね、ダイちゃん」 - ダイ ―D.A.I.―
- 変化する人工知能 ―Daedal Artificial Intelligence―の略。
コッグタウンでは珍しい、高性能な鯨型ロボット。パレットの父親であるラント氏が、一人残される娘の為にと作ったボディガードロボットでもあり、いろいろと機能が搭載されているらしい。基本は空を飛んで移動する。パレットに危険があった際には、父親に知らせることも。
感情表現機能(EmotionalSystem)を備えており、パレットの友人としても頼れる存在。
「キュイッ!」 - ラント氏 ―Mr.Lant―
- パレットの父親。パレットが現在営む修理屋は元々彼が開いていた店。高い才能を認められて、セントラルで働くことを許可された。
優しく穏やかな性格で、一人娘であるパレットを大事に育ててきている。セントラルからの誘いも最初は渋っていたが、パレットに後押しされて決意。セントラルとコッグタウンの温度差が埋まることを願っている。
「便利になる。それが常に良いことだとは限らないんだ」 - ケイタ=ストラディア ―Keita=Stradia―
- 18歳の少年。主に配線・配管関連の修理屋。
守銭奴で客に対しては慇懃な態度をとるが、それ以外の人間に対しては非常に横柄。ある意味二重人格。
世界観
- ギアフィールド ―GearField―
- 歯車の国ギアフィールド。セントラルを中心に、円形に広がっている。
セントラルを囲むように、ジャンクロットと呼ばれる廃材置き場があり、さらにその外側にコッグタウンと呼ばれる一般市民居住区がある。
セントラルよりコッグタウンまで、主要ライフラインが放射線状に伸びており、上空から眺めると歯車の形に見えることから歯車の国と呼ばれている。 - セントラル ―CentralCity―
- 高度な技術により発展しているギアフィールドの中心都市。高層ビルが立ち並ぶ。街は整備されていて、清潔。但し、街に住めるのはそれなりの地位、及び財産がないと不可能。
オート化が進んでおり、生身の人間よりロボットのほうが多いと言われている。 - コッグタウン ―CogTown―
- ギアフィールドの外円を作る一般市民居住区域。セントラルに比べると、生活水準が非常に低い。ガラクタの寄せ集めで作られたような家が密集している。
ライフラインにより居住区は8つにわけられ、それぞれ、A区からH区と割り振られている。 - ジャンクロット ―JunkLot―
- コッグタウンとセントラルの間にある、セントラルで不要となったガラクタが捨てられる場所。
コッグタウンの人間達は、ここから使えそうな物を拾い上げ、修理したり改造したりして使用している。セントラルの人間がコッグタウンの人間を、時に侮蔑の意味をこめて掃除屋(Sweeper)と呼ぶのはそのため。 - 修理屋 ―Repairer―
- コッグタウンにて、最も必要とされている職業。修理で扱う対象により、さらに細かい区分がある。
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