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RabbitHome作品 小説&ネタ公開・推敲ブログ(ネタバレ有)
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【ORPG】ミルド

プロフィール
名前:ミルド・イーリア(♂・17歳)
種族:人間
職業:剣士
武器:両手持ちの長剣
魔力:無し
長所:素早さが非常に高く、攻撃力・守備力も高い
短所:魔法戦・長距離戦に弱い
口調:(一人称)俺 (二人称)あんた・お前 (三人称)あいつ (敬語)あまり使わない。目上には偶に体育会系敬語

攻撃力:7 / 防御力:7 / 速さ:8 / ラック:5 / 賢さ:5 / 魔力:0

生い立ち
山奥の小さな村に生まれるが、まだミルド自身が小さい頃に魔物の襲撃により 村は壊滅。
本人は逃げ出して難を逃れたが、そんな自分の弱さが許せず強くなることを誓う。現在は、魔物退治などを引き受けながら 旅をしている。
誤解されることもあるが、彼は復讐をしたいと思ったことはない。
特徴
戦的で、強そうな相手を見ると勝負を申し込みたがる。自分の力を知り、弱い部分は克服する為。
怒りっぽいところもあるが、女子供には甘い。 自分より弱いものは守る対象だと思っている。
一緒に旅をする仲間を探している。
イベント
仲間イベント
男性キャラがパーティに居る際に話しかけると 勝負を申し込んでくる。
勝負を受けパーティが勝てば「あんた強いな。俺もあんたみたいに強くなりたいんだ。一緒につれってってくれ!」となり、負けても「なんだよそんなんじゃ冒険もできないぜ!仲間になってやろうか?」 と聞かれるので 仲間になって!と言えば仲間になる
一度断っても、出会った際に再び同じことをすれば仲間になる。
【ORPG】ミルド全身



<< ORPG関連メニュー  >> ターナカ詳細

【ORPG】ターナカ

プロフィール
名前:ターナカ(♂・長生き)
種族:人間
口調: (一人称)ワシ (二人称)お前さん (特徴)のんびりゆったりしたおじいさんしゃべり
特徴
旅をしていると良く見る顔のおじいさん。ターナカは姓。
とてものんびりした健康的なおじいさん。 最近のことは直ぐに忘れてしまうが、やたら昔のことと、家系図はしっかり覚えていたりする。しかし基本は冒険には特に意味の無い思い出話ばかりで、うっかり話しかけるととても長い話しをずっと聞かされる羽目になる。

一つ前の町にいたと思ったら、次の町にも居たりする。
実は一族がみんな大家族。そして子供のときはどうあれ、ターナカ家の血を継いでいるものは老後はみんなほとんど同じ顔・体型になってしまう。 だから別の町であれば、同じ顔でも違うターナカさん。 他者には見分けは全くつかなくても、一族の者達は見分けもつけられる。一族の者達曰く、同じ顔は一人とて居ない、らしい。
一族の半数以上が、農家や牧場を営んで生活している。ターナカ家の牛乳や野菜はとても美味しいらしい。
イベント
会話イベント
どこかの町のターナカさんに会ってから、また別の町でターナカさんに会う。
「あれ、隣町にもいましたよね?と 聞くと、「おお、それはワシの母親の2番目の姉の3番目の息子のサウローじゃ!」とかターナカ家の誰かを教えてくれる。そしてその後、その人物との思い出話を話し始める。長い。

途中で無視して話をきりあげることもできるが、最後まで聞いていると「ターナカ家の牛乳」をくれる(効果:体力回復)。
その後も偶に話しかけ、いつも最後まで話しを聞いてあげると偶に「お前さんは本当に良い子じゃのう」といって、少しだけお小遣いをくれる。ちなみに、ターナカさんにとっては(外見年齢)50歳以下はみんな”良い子”になってしまう。

また、何度も途中で話を無視していると 偶に「お前さんは本当に落ち着きが無いのう!」と説教が始まる。 そうなると逃げることはできず、いつもの話しより長い説教を最後まで聞かされることになる。



ミルド詳細 << ORPG関連メニュー >>

補足:
夢の中は不安定で、常に流動する星屑達(以下:星)が浮遊している。
星は、磁石に集まる砂鉄のように、意志を持つ夢主の傍に集まりその夢主のイメージから世界の形を成す。

イメージが強い・弱いなどにより強度に多少の差はあるものの、基本は夢主が眠りから目覚めることで再び流動してバラバラと崩れる。

兄弟達に対しても、時には星は”夢”を見せる。だが、兄弟の中でも力の強いものはその心を他に読み取らせない為、基本は”夢”をみせられることはない。





ちりちり ちりちり

鈴の音のような音を立てながら瞬く星たちの合間に、少年は かつての自分を見つけた。
かつての自分は、幼い子供の姿をしている。

ちりちり ちりちり
少年の歩いたときに出来る渦に揺られて、また星が音を立てる。
その音で、子供が少年の存在に気が付いた

「・・・こんにちは。それともこんばんは?」

首を傾げて挨拶をしてきた子供に、少年は少し落ち着かない気分になる。
子供は少年が何か言うのを待っていたようだったが、何も言わないのでもう一度首を傾げた。

「・・・ねぇ」

ちりん
子供が足元の星を爪先でつついた。

「あの人は元気?」
「・・・あの人?」
「えぇっと・・・ね、黒髪で背が高い・・・」

少年は 思い当たる人物があったのであぁ、と言った。
だけどその名前を出すのは躊躇われた。
しかし真摯な瞳でこちらを見つめてくる子供に根負けする。

「・・・クリソベリルのことか?」

ぱっと、子供の顔が笑う。

「そっか、クリソベリルって言うんだね、あの人。ぼくには名前、教えてくれなかったから」

言葉の後半、彼は自嘲気味に微笑んだ。
外見は幼い癖に、複雑な表情を見せる子供に、少年は胸に何かがつかえたような気持ちになる。
苦しい。悲しいのではなくて、苛々して。

「ねぇ、あの人は元気?」
「・・・・・・あぁ」

返事は、殊更ぶっきらぼうになってしまった。
だけど子供はそんな少年の反応は意に介さず、ぽんと嬉しそうに手を叩いた。

「よかった、もう元気なんだね!」

”もう”。随分知ったような口だ。
この子供が、彼の何を知っていたというのだ。

ちりちり ちりちり
星の光が、少年の毛先に触れて、少しばかり焼いていった。

「そっか」

苛立ちを隠せない少年には気付かず、子供は笑っているような、泣いているような、微妙な表情を作った。

「まだ ぼくのこと、覚えてくれているかなぁ」

幼さに似合わない 大人びた表情で、子供が独り言のようにぽつりと呟いた。
少年は胸を鋭い刃物で刺されたかのようにビクリと反応する。

ちりちり ちりちり
ちりちり ちりちり

星達が耳元で騒々しい。
苛立ちが、最高潮に達して顔が熱くなるのがわかった。
それでもできる限り落ち着いて言葉を返そうと、彼は意識して単語を探す。

「君は・・・君は昔の僕だ。 今の僕は彼といつも一緒に居る。だから忘れる筈は・・・」

彼の努力も虚しく、確かめるように吐き出された言葉はとても苦しげだった。

「違うよ」

しかも、必死に紡いだ言葉がぴしゃりと子供に遮られる。

「きみはぼくだったけど、今はぼくじゃない。ぼくときみは違うよ」

子供の言葉に、少年は思わず 縋るように弱い表情を見せてしまった。
子供は、そんな少年を怒ったような表情でじっと見つめていた。

ちりちり ちりちり
星の瞬きが早くなったように感じる。
もしかしたら、それは彼の心臓の音かもしれなかった。

もしも心臓と呼べるものが彼の体にあるのならば・・・だが。

「成長したんだ。もう子供じゃない。そんなの当然だ」

苦しい部分を知られても、まだ少年は冷静になろうと努力した。
子供が、少年の言葉に眉尻を下げて訴える。

「ねぇ、そうじゃないよ」

地団太を踏み出しそうなそんな歯痒い表情をしている。
子供はそれだけしか言わなかった。

けれど、子供の次の言葉は星たちの囁きとなって彼の心に直接響いた。

ちりちり ちりちり

―――――― きみは誰? ――――――

ちりちり ちりちり



先ほど熱くなった躰が、今度は急速に冷えていくようだった。

「・・・僕は 僕だ」

無意識のうちに、口の端から掠れた言葉が零れる。
彼は目を逸らしていたので、子供がどんな表情をしていたのか知らない。
ただ長い長い沈黙がそこにあった。

ちりちり ちりちり
星達の瞬きは正常に戻ったようだ。

先に沈黙を破ったのは子供だった。
いや、正しくは第3者の気配が、と言うべきか。

「あ、あの人 が来たみたいだね」

子供は嬉しそうに言ったが、少年は、尚も視線があげられなかった。

「いいな君は。いつもあの人と一緒に居られて。名前を呼んでもらえる」

だけど、子供がそんなことを言ったので、再び少年は声を荒げてしまった。

「バカを言うな!君は僕だ!君はいつか僕になるからそんな 心配はしなくていいんだ!」

泣きそうなのは、そう叫んだ少年の方だった。

「・・・ぼく は ぼく だよ」

その言葉を残して、子供は フッと姿を揺らめかせて消えた。

ちりん
涼しげな音を立てて星が動いた。

「・・・・・・・・・っ」

自分の選択が間違っていたと、彼は暗に責めていたのだろうか。
かつての自分にさえ、今の自分は見捨てられてしまっているのだろうか。

一人残された少年は、きつく拳を握り締めた。

ちりちり ちりちり
星達は変わらずそこにある。

「お父様!」

背後から、少年を呼ぶ声が聞こえた。
いや、それは本当は、少年自身のことを呼んでいるのではないのだけれど。

「・・・・・・クリソベリル」

それでも、少年は呼び声に応えた。
心は熱いのか、冷たいのか もう良く分からない。
彼は目を伏せる。

「どうかしましたか。そんなところで、何をしているんです」

黒髪で背の高い青年が、少年の傍に姿を現した。
会いたかった。
ううん、今は 会いたくなかった。

「うん、ごめん。ちょっと・・・・・・夢を見ていたみたいだ」

少年の言葉に、青年が眉を顰める。

「・・・何の冗談なんです? 私達は夢を見ることはできないでしょう」

青年の言葉に、少年はくすりと自嘲的な笑いを零した。

「見ているじゃないか。眠らないだけで、僕達はいつも夢の中だ」

そういいながら、彼は手を伸ばして身近な星に触れた。

ちりんちりん ちりんちりん

星達がぶつかりあって、騒がしく鳴り響く。

「・・・お父様?」

― いいな君は
― いつもあの人と一緒に居られて
― 名前を呼んでもらえる

子供の声が聞こえた気がした。

「ねぇ、クリソベリル」

少年が青年を見上げると、彼は困惑したような表情で彼を見下ろしていた。

「君は僕を覚えている?」

笑うように、睨むように。少年は青年に視線を投げる。
青年は、今度は呆れたように溜息を吐いた。

「・・・何を言っているんですか、お父様。 今、私の目の前に居るのに」

彼は理解しないだろうと、わかっていた。
いや、したくないのかも知れない。
だからそれ以上言うのは止めた。

「うん、そうだね」

するりと青年をすり抜けるようにして、通り越す。

「・・・・・・」

背後で、青年が何か言いたそうにしている気配がした。

言わなくても、少年は分かっていた。
すり抜けたときに、また彼の中の星の声を聞いたから。

彼はまだ不安なのだ。

いつも強い光を纏う彼。
だからこそ、足元には暗い影がある。

ちりちり ちりちり
少年の意図に気が付いて、星達が躰の中を駆け巡る。

そうだ。僕は彼の為に今の僕でなくてはならないんだ

大丈夫。かつての僕のことなど気にすることはない。
この僕だって、僕に違いないのだから。

少年は真っ直ぐ顔を上げて、正面を睨むように表情を引き締めた。
だけど直ぐに頬を緩めて、微笑みながら振り返る。

「ほら、行くよ」

少年が声をかけると、青年は僅かに安堵したようだった。
頷いて、後を付いてくる。

そして夢の中を行く彼らの周囲。

ちりちり ちりちり
ちりちり ちりちり

星達が 夢を紡いでいた。



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自分メモ。

ルーク(ムーンストーン):
 未来にある予知能力をもたらす。暗い夜道を照らして旅の安全を守る。
強く望んだものを夢に見せる。道を示す。

ベリル(クリソベリル):
 豊穣、実り、光輝。「悪魔の目」から身を守る効果のある石、また「霊性を高める石」精神と肉体を統合してこれらを一体化させ、自己の描いている理想に近いものにするよう導く。再生と発展を促す
(アレキサンドライト):
知性に溢れながらも情熱的。神秘性に富むと同時に現実的・・・変わり身の早さを象徴。不滅の信心をあらわす。邪悪なものや悪霊から身を守る。
不安を払う。見失った希望を魅せる。

ディーン(アンドラダイト):
 一人の人間に忠誠を尽くして、その思いは岩をも貫き、予想以上の成果を挙げることができるようになると言われている。

フランク(フランクリナイト):
 芸術的感覚や美的意識に目覚めたい時に持つと良いとされる。新しい世界での独創性や創造性、自己表現力などを高める力がある。エネルギッシュで行動的になれる

フロスフェリ(アラゴナイト(霰石)):
 集中力を高めて感情のバランスを保ち、自分の能力を十分に発揮できるよう導く力があるとされている

ボレオ(ボレアイト):
 直観力、洞察力を高めたい人が持つには最良。数多く寄せられてくる情報の中から、自分にとって必要と思われるものは取り上げ、不必要なものは排除するという選別能力が備わるようになる。

ディオン(ダイオプテーズ):
 控えめな愛、自由な生き方を説く。自己を深く見つめ、あらゆるものの真実を見極めることができるよう導く。乱れた感情を鎮めて不安感を取り除き、精神を安定させる。

オクト(オーケナイト):
 暖かな安心感を与えてくれる。邪悪なものや有害なことから身を守る力があるとされ、状況や人間関係に行き詰らないよう手助けしてくれる。意識的な進歩を促し、目標へ向かってのしっかりとした足場を作れるよう導く力がある。

エリオル(イオスフォライト):
 自信、決断、勇気などを表す。一度決定したことについては、如何なる状況になろうとも変更せず、一心に貫き通すような固い意志を授ける。 曖昧な態度や、ぐらついた言動にならないように導く力があり、また、そのための勇気づけにも効果がある。

スピネル(尖晶石):
 様々な方面で新しいエネルギーを生み出し、常に新鮮さを保って明晰な思考でいられるよう導く力がある。 努力、発展、向上を説き、目標に向かって前進を試みようという意欲を湧き立たせてくれる。

シェル(シェーライト):
 誠実、素直、真面目を象徴する鉱物。 自らの進路を開き、行程に立ちふさがる障害物についてはこれを消去し、目標に早く達することができるよう導く力がある。 理性的な推理能力を補う。


【参考元】



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